色使いについていろいろ考えた。
最近デザインしたモンスターデザインについて
色についていろいろ検討していた。
今日、たまたま過去にPDF化した書籍で、
荒木経惟の花曲という花の写真集をPDF化していたか、
過去のデータを見ていた所、
画家のオデュロン・ルドンの画集のPDF化したものを見て、
中身を久しぶりに見た。
この作家には色で過去に引かれていたので、
今考えると、惹かれるように見た感じだ。
色使いは巨匠という感じだが、
何を根拠にこの色を使っているのかというのを考えたところ、
陰影に非常に気を使った色遣いだという事に気が付いた。
光と闇だ。
昔、予備校生だったころや大学の1,2年の頃は
ターナーというイギリスとの光と闇の劇的風景画家といった感じの作家に
とても引かれていた。
その頃は光を表現した流派の印象派にも引かれていた。
デザインに光と闇を意識しながら色付けしていくと、
段々、思い出すような感じになっていった。
ああ、色で光と闇を表現したいのかなって。
下書きを作りながら、こう思った。
千変万化するこの世界は、ただ光と闇が
無限の形や色や言葉やコミュニケーションや
思考や感情や感覚や存在の有無など、
無限の表現形式になって表れただけなんじゃないか?と。
ただ単なる光と闇が。
そんな風に思った、今日この頃。。。